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フォレスト個別指導塾のブログ

視覚認知の問題

「図を書いて考えて」と息子に指示を出したら・・・

余計に分からなくなることになってしまいました。

その理由は・・・

正方形を書くとこのようになってしまうからなのです。

正方形を正方形の形に書けない。

長方形になってしまう。

長方形は長方形としてとらえしまうので・・・

横の長さが分からなくなってしまうのです。

「図を書いて考えなさい」と言うより、

「正方形の性質は?」と聞いた方がいい。

視覚認知に問題がある場合、

図を書くと余計にわからなくなって、

しまうことがあることを指導者は理解しておいた方がいいですね。

入塾時のアセスメントをしていると・・・

視覚認知に問題があり、

それが学力に影響を及ぼしているケースが多く見受けられます。

視覚認知の問題なのに、

「もっとよく見て!」

「真面目に考えて!」

etc.

と言うのは・・・

視覚認知に偏りがないかどうかをチェックすることは大切なことです。

夏休みの予定がボロボロになってしまった場合

夏休みも10日過ぎ、

約4分の1が終わろうとしています。

7月もあと1日。

予定通り勉強は進んでいるでしょうか?

生活は乱れていないでしょうか?

お子様と計画の見直しをしてみてください。

0か100かの思考をする子の場合、

「もういいや〜」と夏休み全体をどうでもいい感じに捉えてしまい、

毎日、ゴロゴロ。

やる気もなくなるパターン。

毎日、活発に遊びまわり、

家に寄り付かないパターン。

昼夜が逆転し始めていて、

お昼過ぎまで寝ているパターン。

改善したいですね〜。

どうしたらいいのか????

環境を整えてあげることが重要です。

家でゴロゴロしない環境

友達と遊びまわらない環境

昼過ぎまで寝ていない環境

これを整えるだけで、変わってくるものです。

例えば息子・・・

放置しておけば、家でゴロゴロのパターン。

映画に連れ出したり

科学館や水族館に連れ出したり

塾で3時間しっかりと自立学習させたり

友達と意図的に外出させたり

etc.

このように環境を整えるだけで、

家でゴロゴロしている時間が減っていきます。

宿題が片付いていない場合は、

リスケジュールをして、いつ何をするのかを具体的に決めてください。

まったく学習をしない場合は、

学習のハードルを下げて(やる量を減らすなど)、

少しでも学習をするように仕向けてみてください。

必ず発達する

夏期講習会が始まり、

春休みにやったのと同じテキストを使って指導をしています。

すると・・・

春休みの時はほとんど書けなかった漢字が、半分以上書けるようになっていたり、

つっかえつっかえやっていた計算がスムーズにできるようになっていたり。

それを見ているだけでも嬉しれしくなります。

一気に改善することはないですが、

確実にできるようになっているものです。

しかし・・・

何もしなければ、できるようにはなりません。

誰も(特性のある子は特に)が、

一気に変わるダイナマイトを欲しがるものです。

でも・・・

なかなかダイナマイトは手に入れられないのが現実。

その現実に絶望をして、逃げてしまっては、できるようにはなりません。

忘れても忘れても・・・

愚直に暗記し直していくことが大切。

非常に大きなヤカンを熱しているようなもの。

なかなか沸騰しないからと、

熱するのをやめてしまったら、

また元に戻ってしまいます。

コツコツと熱し続けることが大切。

いつかは沸点に達するものです。

夏休みの間も、熱し続けたいものですね。

自己PR 志望動機について

当塾では受験対策として面接対策の授業も行っています。

面接対策で自己アピールとその学校への志望動機を本人に考えさせていますが

表現が全部抽象的なんですね。

例えば

福祉系の学校を目指す生徒の場合

・人の役に立つことのできる人間になりたい

・将来困っている人を助けたい

・特性のある人が身近にいて興味がある

など。。。

とてもそういった想いは素晴らしいのですがざっくりとしている子が多いです。

なので どうしてそう思うようになったのか?を考えさせるとみんな全然出てこないんです。

将来人の役に立つことができるようになりたいからそう思ったの!って言われたりもします。

たしかにそりゃそうだけど、、、笑

でも絶対にキッカケがあって自分の目指す将来像が作られるので、指導する側としてはそのキッカケを自己理解させてあげたい。

受験だけでなく就職活動でも自己PRや志望動機って絶対と言っていいほど聞かれますよね、

大人になっても考えるのに一苦労です。

基本的に人は無意識に生活していることがほとんどなのでそもそもみんなが苦手なことなんです。

対策としてはどれだけ普段の生活を意識化するか(これは結構ストレスがかかります)

または他人に話すことで自己理解を深めることができると言われています。

つまり、普段から自分を表現するために相手に率先して話す人はその分、自分のことを理解しやすいということです。

自己PRや志望動機を考える授業では成長過程での楽しかった思い出、つらかった思い出、そこでどういう風に感情が動いたかなど

いろんなことを丁寧に傾聴することに努めています。

話しやすい環境を整えないと話せない内容ですからね。

話す機会が多ければ多いほど自己理解の近道になるので、是非お子様が小さいうちからご家庭でそういった機会を用意できればいいですね。

ここで傾聴者のスタンスとしては

・否定しない

・受け入れ態勢を取る

・評価しない

ということを意識したいものです。

夏休み期間中の復習

夏休み中の生徒を見ていると

夏休みの宿題も生徒さんによってやり方が全然違いますね。

ここにも特性がすごくでるなと思います。

先に適当にやって終わらせちゃう子、答えを見ながら終わらせちゃう子

まじめにやりすぎて全然進まない子、

やらずにおそらく最終週くらいに焦ってやるんだろうな っていう子

ほんといろんな子がいてとても面白いです。

さて少しブログ更新に時間が空いてしまいましたが、

夏期講習に入り、ありがたいことにみっちりと授業を行っています。

夏期講習は基本的に今までの復習をおこない、できないところのブラッシュアップ、

そして再学習をしています。

復習をおこなっていると意外と

書ける漢字でも読み方が変わるだけで書けなくなったり

送り仮名があやふやだったり、時計の読み取りができなかったり

ポツポツとどの子にも”できないところ”が出てきます。

このまま進んでも授業についていけるよう

夏休み期間中に最大限にアプローチしていきます。

自習室も利用していただければ明確化されたできないところを集中的に自習してもらいますので、

是非有効活用してくださいね!

もちろん勉強だけじゃなく、遊びにも全力で取り組んでいただきたいと思います!

7月15日 個性ある子の夏休みの過ごし方の講演会

昨年もブログに書きましたが、

「人生において今年の夏休みをどのように過ごすのか?」

というマクロの視点で「夏休みの課題」を見つけることが大切です。

そのヒントとなるようなことを・・・

7月15日(明日)のセミナーで

で話します。

・夏休みの落とし穴

・この夏休みに何をするべきか

・夏休みの宿題の片付け方

・夏休みの学習アプローチ

・夏休みだからできる学習アプローチ

・栄養学的アプローチ

上記のことを話す予定です。

参加された方には上記の小冊子を差し上げます。

息子の昨年の夏の課題は・・・

息子は昨年は、支援級に在籍をしていて、

私の妻が代表である放課後等デイサービスに毎日通っていました。

受給者証の日数が毎日ということからも障害の重さがわかると思います。

学習支援

・夏休みの宿題を終わりにする

・今までの復習をする(保護者が用意)

・英検4級の学習(保護者が用意)

個別支援

・安全に自転車で移動できるようにする(毎日、自転車でフォレストに行く)

・公共の交通機関を使えるようにする(夏休み期間中、バス乗り放題のチケットを購入)

・体力をつける(積極的に体力をつける活動に参加させる)

・ライフスキルトレーニング(持ち物、身だしなみ、健康管理、対人関係etc.)

学力は・・・

相当アップしたと思います。

支援級から普通級に変わっても、ついていけています。

英検も4級に合格しました。

個別支援の結果は・・・

自転車は安全に乗れるようになりました。

名古屋に引っ越してきても、地下鉄で一人で名古屋駅まで行き、

待ち合わせ場所で待ち合わせできるようになりました。

身だしなみは、おしゃれに気を使うようになりました。

誰も友人がいなかった息子なのですが、友達を家に連れてきたり、

学校のクラスでも友人関係は良好だと担任に言われました。

健康に関しても、自分から「病院に行きたい」とよく言っています。

相変わらずの課題は・・・

持ち物をよくなくす

体力がない

ワーキングメモリが弱いので、長期記憶にならない

上記のことは、今年の夏の課題でもあります。

息子の学習面での今年の夏の課題は・・・

中学受験を意識した基礎の土台作り

・小1〜小6までの漢字を全て書けるように

・表現力をつける

・算数の復習

・国語の読解問題練習

・中学英語の総仕上げ(英検3級対策)

上記のことを今から始めています。

文章問題の解き方

本日はうちの生徒に多く散見される「文章問題が苦手」という子について書きたいと思います。

計算問題はすらすらとできるのに文章問題になった途端、わからないとフリーズしてしまう子が多くみられます。

そこでどうして文章問題が苦手な子が多いのだろうと調べてみた結果、文章問題は国語力と計算能力が合わさって解ける問題な為、計算できても国語力がないと解けないんですね。

でも中学受験を念頭に考えられている生徒にとっては文章問題が解けないと致命的です。

なぜならほとんどが文章問題になるからです。

文章問題が苦手な子は傾向として

・幼少期から本を読む機会が少ない(読みたがらない)

・人の話を最後までちゃんと聞いていないことが多い

・普段の会話を単語で済ませてしまっている

・問題を解くときに眺めているだけで手を動かしていないことが多い

・普段から「辞書を引く」ということをしていない

・漢字テストでありえない漢字を書いていることがある

などが挙げられるみたいですが、うちの子そうかも!って思われた方いらっしゃるのではないでしょうか

文章問題を解くコツとしては文章の意味を理解することです。

理解するためには

・音読

・絵や図に書いて表す

・あいまいな言葉の意味を調べる

ことが必要になります。

是非ご家庭の学習でも条件を読み落とさないように1文ずつ区切って音読しましょう。

この際、読んだ文章から計算できることを見つけ、少しずつ計算しておくことが必要となります。

また、最終的に「何を問われているか」のところを強調して声に出すようにしておくとよりよいと思いますので

是非やってみてください。

集中力

本日はフォレスト個別指導塾で行っている授業の特徴も兼ねて集中力について書きたいと思います。

集中するって大人になっても難しいですよね。

ついついスマホに手が伸びてしまったり、気が散ることは誰にでもあると思います。

それって仕方ないことです。

集中しない要因としては

・他のことへの関心が上回っている。

・同じことを長時間行っている。

・疲れている。

・危機感がない。

・楽しくない。

などに分類されると思うのですが、これらすべてをクリアにするってなかなか至難の業ですよね。

特に子供は欲に純粋 無理な話ですよ。

フォレスト個別指導塾では集中力を持続させるために工夫をしながら授業を行っています。

”できる”の回数を増やすことで自信に繋げ、できない問題へのモチベーションに繋げたり

授業50分の間に様々な刺激を与え長時間と感じさせないようにしたり、

生徒が楽しく集中できるよう工夫しています。

だから毎日思うんです、授業ってマニュアルなんて存在しちゃダメなんだろうなと

生徒に合わせて授業を行えばその子、その子で全く別の授業になっていきますよね。

今後も一人ひとりの授業に向き合って生徒たちが楽しく学習できる環境を整えていきたいです。

こちらの写真は生徒が嬉しそうに夕焼けキレイだよーと取ってきてくれた写真です。

カメラセンスが素晴らしい!

強制してもできるようにならない

昨日、「長さがわからないからフォレストで教えてもらう」と言っていた児童に対し、

長さの勉強をしました。

サクサクと知識が入っていきます。

個性のある子は・・・

自分で「○○したい!」(「○○しなければ!」)と思って、動き出すと、

知識の入り方が違います。

例えば・・・

歴史が大好きな生徒は、

歴史のことならどんどん頭に入るし、

テストでは、満点。

それなのに・・・

同じ社会なのに地理に関しては、

全く頭に入らないし、

テストではめちゃくちゃな点数。

すると・・・

社会の先生に「なめているのか!!!!」と叱責される。

例えば・・・

大好きな天文のことは、

大学生並みの知識があるのに、

理科の物質の燃え方はまるでわからない。

例えば・・・

駅名はすべて暗記できているのに、

漢字を書くことができない。

etc.

上記のように、

個性ある子は興味を持ったことや

自分で納得したことに対しては、

頭に入ってくるものなのです。

一方で、強制的に覚えさせられたことは、

なかなか頭に入らない。

無理矢理入れたとしても・・・

すぐに消え去る。

親や先生が感情的になり、

無理矢理勉強をさせたとしても・・・

全く身につかないものなのです。

ではどうしたらいいのか・・・

納得させる

やる気スイッチを入れる

自分で決めた最低限のことをする

自習も自分で納得をして、できるようになりたいと思ってやらないと・・・

非常にゆっくりのペース

すぐに寝てしまう

スマホをいじってしまう

etc.

となってしまうものです。

問題を間違える原因

本日は見え方について書こうと思います。

こだわりが強い生徒が多く、ノートを使わずに問題集の余白の中で問題を解く子がとても多いです。

また、ノート使う子でもノートがもったいないからときつきつに埋めて書く子もいます。

ここで共通してるのが自分で自分の字を見えなくしてる状況を作ってるんです。

解ける問題でも自分の書いた文字が読めないから、妄想の数字や符号を書いたりしちゃってるんです、、、

そうしないためにも”見る”ことを意識させないといけないんですが、こだわりが強い子たちに

「問題集の余白で解くな」

「ノートをきつきつに書くな」

と言っても自分のやり方に固執する子たちは全然取り入れないんですよね。

だからフォレストでは授業始める前に見え方のトレーニングをしています。

見え方、眼の動かし方が改善されることで

問題を間違えるのは自分の字が小さいからだ!もしくは見えにくいからだ!と

本人に気づきを与え自発的に行動を変えさせることを目指しています。

もちろん時間をかけて見守りながら、、、